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ていねいな、至福の一口

この夏始動し始めた、「てねいな時間」の第一回目のワークショップに参加してきました。作り手と使い手をつなぐことで日々の生活をちょっとでも愛しく豊かに過ごす時間を時間を提案する、というとても素敵な活動です。

『涼を感じる「ていねいな時間」—和菓子とアイスティーで、夏の一服—』という今回のワークショップは、埼玉岩槻市にある「和菓子処 藤宮製菓」さんで行われました。大学の先輩でもあり、「ていねいな時間」の編集長の山下納帆美さんからまず説明。

教えてくださるのはこちらの佐藤さん。

佐藤さんの和菓子のこだわりは、日本でとれた原材料を使うこととのことで、北海道十勝産の小豆をはじめ、粉も砂糖も国産のものを使っているそうです。

最初は、「練切」作りです。「練切」とは「あんこを練っただけ」ということが由来らしく、材料はインゲン科手没豆で作った白あんにお餅をつなぎとして入れたものを丸めて様々な形に形成した和菓子です。
紫に色をつけた白あんで、通常の小倉で作ったあんこを包み、丸めていきます。

きれいな円になったら、木の棒を使って切り込みを入れていきます。そして最後に指でつまみ、黒胡麻をつけると、、、、キキョウができました!

それに続き、夏菊も。練切は季節を1ヶ月先取ったモチーフで作るようで、今回のキキョウと夏菊も初秋をイメージしたものだそうです。

そして次は、「落雁(らくがん)」作りです。落雁は餅を乾燥させて粉にした上南粉と上白糖とデンプンをまぜ粉上にしたものを、木の型につめ形成させた和菓子です。そのまま食べることはできますが、最近は料理屋の玄関等で季節や祭事ごとのモチーフのものが飾られています。
沢山ある木型から自分が気になるものをピックアップ。表になる方、つまり細かい模様の切り込みがある方に落雁の種をつめます。

そして、裏となる方の木型をかぶせ、開いているところからまた落雁の種をつめます。スカスカになるとくずれてしまうので、ここでしっかり詰め込むのがポイントです。そして、裏の型をとります。

そして、表の型を取ると、、、、
大好きな「東京事変」オマージュの鶴の折り紙型!うまくいきました。

一通り作ったあとは、アイスティーを飲んで一服。プーアール、ダージリン、エルダーフラワー、ジャスミンを用意してくださり、作った練切と一緒にいただきました。和菓子は、緑茶以外の色々なお茶とも相性抜群です。奇麗な「懐紙」を敷き、涼やかな真夏のおやつタイムでした。
練切を口に含んだ瞬間、和菓子のフワッとした風味が口の中に広がり、すーっと優しく舌に溶けていくあの感じは、やはりていねいに自分で作ったから得られた感覚。至福の一口でした。


「ていねいな時間」ではワークショップやFacebookを通して、このように、一つ一つ丁寧に自分で作ったり過ごしたりする時間を提案していきます。今後も色々な活動をしていかれるので、興味ある方は是非こちらをみてみてください! 
http://www.facebook.com/teineinajikan

いつもの日曜日が、和菓子を作っている職人さんたちのこだわり、技術、時間、そして想いを肌で感じることができ、本当に愛おしくて豊かな時間になりました。
ていねいな時間、ありがとうございました!

kitcheneri

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